ついにコロった。
思えば3年間、休業やリモート・時短などの対応はほぼなく、通常勤務をこなしてきて、ここまでかからずにきたことが奇跡に思える。
毎日満員電車で通勤していてもかからない時はかからないし、人ごみを避けて生活していてもかかる時はかかるのである。
コロナでいいことなど一つもありはしないが、満員電車の満員ぶりはコロナ前より確実に緩和された。世間が「もうリモートええやろ」モードに入ってからは多少人が戻ってきたものの、それでも昔ほどのことはない(気がする)。
まぁとにかくコロりました。
1日目
早朝、寒気と関節痛で目が覚める。湯冷めでもしたか、くらいの感覚。
昼以降微熱が出てきたので、とりあえず寝て過ごすことに。
2日目
38.7℃まで上がる。子どもの頃から風邪で寝込んだ記憶が指折り数えるほどしかなく、体温計に表示された高熱を見ただけで気分は「さよなら現世」である。
体中が痛い。寒い。とにかくオーディオブックを聴きながら寝まくる。
以下の記事でもちょっとコロナ療養に触れています。
3日目
寝すぎて腰が痛い。サーカディアンリズムが崩壊し夜に寝られない。
熱は下がってきたが、ここにきて喉の痛みが強烈に。
4日目
唾液を飲み込むことすら苦行と化す。喉が痛くて早朝に目覚めてしまう。
咳・鼻づまりなど。
5日目
味覚喪失。
発病後お決まりにしていた朝食のゼリーを食べるも、一切味がしない。
ヨーグルト、ビスケットなど色々と口にしてみるが、『虚無』である。
喉の痛みが軽減し、ようやく食欲が湧いてきたところでこの事態。
コロ一の絶望。
6日目
うっすら味を感じられるようになってきた。
鼻の中がカサブタだらけでつらい。
7日目
検査陰性。味覚復活。
……とは言え、現在も鼻づまり・喉のイガイガ感・多少の倦怠感はある。
軽い症状で済んだ方だろうが、丸一週間普通の生活ができないのは精神的にきつかった。中でも味覚障害によるストレスはすさまじい。これが長期的に続いている人のことを思うとつらすぎる。
食べる楽しみを奪われたら心がしぬ。それがよくわかった。
今回はこちらの検査キットにお世話になりました。
なんか理科の実験っぽかったです。
家にスポドリやカップ麺、ゼリーなどの備蓄をしておいたのが大いに役立った。
アセトアミノフェンの解熱鎮痛剤も買い置きしておいたので備えはバッチリ。
それでも日々足りないものは出てくるので家族に頼って乗り切ったが、近くに家族や友人がいない方は都道府県の配食サービスなどを受けるしかないわけで、その点は助かった。
体調が悪い、しかも外出ができない時に本当の一人きりだったらと思うとゾッとする。
とりあえず、もう二度とかかりたくないものです。