とことこ

おいしいものブログ

本に書いてある内容すべてを理解しなくていい|次に読む本おすすめ

これから読書を習慣づけたい方にオススメの本

読んだ本の感想です。

今回も読書術の本。これから読書を習慣づけたい方にオススメの2冊です!

 

前回のおすすめは、こちらをお読みくださいね!

 

次に読む本を探しておられる方の参考になりますように。

 

「読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術」 印南敦史

 

タイトルを見てドキッとして、すぐ手に取っちゃいました。

この10日ほどで10冊は読んだと思うんですが、まぁ~覚えてないので。

いや、ちゃんとエッセンスは抽出できてる……と、いいな……。

 

とにかく読むのが遅いため、最近は流し読みをしてるんですが、ちゃんと身についてるんだろうか?と不安になること多々。

 

著者は、「記憶しなければいけない」「忘れてはいけない」という使命感から脱却し、「忘れる自分」に失望することもきっぱりやめていい、と仰っています。

 

どうして「ただ本を読むだけの行為」をそれほど重く考えてしまうのか、「読書する人」は別に偉くないんだ、「読んで、ちょっといい気分になれた」で問題なしだと。

 

本を読むことを生業にしている先生がこう仰るなら、いいのかな!?って、まず元気になりますよね。

 

全部理解しようとするよりも「1%のかけら」を残すことの方が大切で、多くの1%をかき集めることができるようになれば、やがてそれは自分なりの100%(それ以上)になっていく、とのくだりに勇気100倍です。

 

これは前回ご紹介した「遅読家のための読書術 情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣」でも主張されていたことですね。

 

もちろん雑に読み飛ばしていいわけではないんですよ。抽出した要素を自分の知識として活かせる読み方をしなくちゃならない。

 

でもとりあえず、印南先生の本を読むと肩の力が抜けて、読書に対する『息み』が取り払われるんですよね。

 

  • 読書をやたら高尚な嗜みだと思っている方
  • 趣味にするにはハードルが高いと思っている方

 

無理矢理ベストセラーを読み始める前に、この本に触れてみてはいかがでしょうか。

なんだか「できるかも」って気持ちにさせてくれる一冊です!

 

 

「年収を上げる読書術」 大岩俊之

 

こちらは上の本とは違った切り口での読書術で、本の内容を忘れてしまっては読んだ意味がなくなる、という前提でお話が進みます。

 

何度も読み返し書き込みをするのがいいから、借りるのではなく買った方がいいとのこと。

何かにつけてお金を出したことの方が真剣に打ち込めるものだし、とも。確かに……。

 

読書習慣のない人が速読技術だけを先に身に付けるのは難しいと仰っていて、その理由は、読むスピードは知識の量に比例するから。

 

たくさん本を読む人はそのために知識量も伴い、速く理解できるから速く読めると。

 

言われてみれば当たり前のことで恥ずかしくなります。

現時点での自分の力量を無視して楽にスキルアップできるわけないです。スミマセンでした!!

 

いい本を選び、楽しみながら読書をすれば、読書量も増えていくので、本の選び方が大事とのこと。

良書選びってそれこそ熟練の技だと思うので、要約サービスを利用するのはやっぱりいいかもな~~。

 

よろしければ、書籍の要約サービスについての記事もご参照くださいね!

 

大岩先生も、全体を覚えようとせず重要な20%だけでいいと割り切るべし、とされています。

大事なのは、読んで終わりにせず実践することで、実践して初めて価値が出る、と仰います。

更に、書評を書くと本を読む力がつき文章力も上がるので、それもオススメされていました。

 

私が今、このなんでもない感想を綴っていることも、多少の意味があるんだと思えます。

 

 

2冊とも勉強になりました!

 

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